ミッツ・マングローブ「テーマソング依存症ニッポンが遂に…」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ミッツ・マングローブ「テーマソング依存症ニッポンが遂に…」

連載「アイドルを性せ!」

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ミッツ・マングローブ週刊朝日#W杯#ミッツ・マングローブ
ミッツ・マングローブ/1975年、横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業後、英国留学を経て2000年にドラァグクイーンとしてデビュー。現在「スポーツ酒場~語り亭~」「5時に夢中!」などのテレビ番組に出演中。音楽ユニット「星屑スキャット」としても活動する

ミッツ・マングローブ/1975年、横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業後、英国留学を経て2000年にドラァグクイーンとしてデビュー。現在「スポーツ酒場~語り亭~」「5時に夢中!」などのテレビ番組に出演中。音楽ユニット「星屑スキャット」としても活動する

日本人は、世界でも有数のテーマ曲好き国民?(※写真はイメージ)

日本人は、世界でも有数のテーマ曲好き国民?(※写真はイメージ)

 ドラァグクイーンとしてデビューし、テレビなどで活躍中のミッツ・マングローブさんの本誌連載「アイドルを性(さが)せ」。今回は「テーマソング」について。

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 NHKのサッカーW杯公式テーマソング(Suchmosの『VOLT−AGE』)が「盛り上がらない」などと要らぬイチャモンを付けられているそうです。文句があるなら海外の放送でも不法傍受して観てればいいのに。確かに、歴代の楽曲に比べるとウネウネモゴモゴしていてキャッチーではないかもしれませんが、だったらそもそもスポーツイベントにとってのテーマソングって何? 夏・冬オリンピックはもちろんのこと、サッカー各種大会にバレーボール、そしていつの間にかプロ野球まで。各局振り分けで中継する大会になると、それこそチャンネルごとに公式テーマソングが違います。オリンピックやW杯規模になれば、一大エンタテイメントとして見せるためにも音楽的要素は欠かせませんが、プロ野球や大学駅伝にテーマ曲は要らないのでは。

 それにしても日本人は、世界でも有数のテーマ曲好き国民です。校歌に社歌に県歌に市歌、チーム応援歌に党歌。歌は結束の証と言わんばかりに、暇さえあればテーマ曲を作っては歌っています。ちなみに自民党の党歌『われら』は、作詞がなんとあの岩谷時子先生です。もっとちなみに私の出身校は、『慶應義塾塾歌』という統一校歌がある上に、高校・中学・小学校に校歌(ほとんど歌う機会ナシ)が存在し、だけどいちばん有名なのは慶早戦(慶応関係者の呼び方)などで歌われる応援歌『若き血』という妙な学校でした。

 話は戻って、スポーツのテーマソングですが、先の平昌冬季五輪での各局の公式テーマ曲を覚えていますか? まず、本丸NHKがSEKAI NO OWARIの『サザンカ』。個人的にはSuchmosなんかよりずっと地味に感じましたが……。そして日テレは安定の嵐。テレ朝は福山雅治さん、フジテレビはGReeeeN。さらに特筆すべきは、テレ東がレベッカのNOKKOさん! TBSに至ってはマライア・キャリーの『HERO』!まさかリオ五輪のNHK(安室ちゃんの『Hero』)に触発されたわけではないと思いたい。


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