紫外線は「百害あって一利のみ」 専門医が答えるその「一利」とは? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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紫外線は「百害あって一利のみ」 専門医が答えるその「一利」とは?

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近藤昭彦週刊朝日#ヘルス
紫外線は、百害あって一利のみ(※写真はイメージ)

紫外線は、百害あって一利のみ(※写真はイメージ)

紫外線は、百害あって一利のみ(※写真はイメージ)

紫外線は、百害あって一利のみ(※写真はイメージ)

 紫外線の害を防ぎつつ、必要なビタミンDは確保したい。その目安はどれくらいの紫外線なのか。

「計算上、顔と手の甲など、合計でA4判1枚の大きさ程度の皮膚に、夏の東京なら一日数分間、紫外線が当たればよいとされています。紫外線量が少ない季節や地域では、当然、これ以上必要です。それでも“日光浴”は必要なく、日陰を含め、“外気浴”で十分でしょう。皮膚でつくられるビタミンDは過剰な分は壊されるしくみになっており、紫外線を浴びれば浴びるほどビタミンDが増えるということはありません」(上出医師)

 日焼け止め剤の使用や、衣服や(日傘など)持ち物の工夫での紫外線対策もあまりに過剰になると、ビタミンD不足につながりかねない。上出医師は、近年、経済界で使われるようになった言葉で、過熱していることもなく、冷めすぎてもいない、適温状態の経済をさす「ゴルディロックス経済」を引き合いに出し、次のような紫外線防御をすすめる。

「英国の童話で、ゴルディロックスという少女は熊の家に入り込み、熱すぎず、冷めすぎてもいない、おいしい適温のスープにありつきました。みなさんも、『A4判1枚の外気浴』を目安に、過剰になりすぎず、かといって手抜きになりすぎない“ほどほどの”紫外線防御を心がけるのがよいでしょう」

(文/近藤昭彦)


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