丸山茂樹がベルギー戦で思い出した“まさかの幕切れ”

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

丸山茂樹週刊朝日#丸山茂樹
日本中が一つになった時間でした (c)朝日新聞社
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 日本を熱狂させたワールドカップ。プロゴルファーの丸山茂樹氏は、過去にあったゴルフの試合を思い返す。

【写真】日本中が一つになった時間

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 日本代表の挑戦が終わりました。サッカーのワールドカップで日本は2002年、10年に続いてベスト16で敗退。初のベスト8入りはなりませんでした。

 決勝トーナメント1回戦は世界ランキング3位のベルギーが相手。前半から耐えて、耐えての西野ジャパンでしたけど、後半に2点を先取。これで相手が本気中の本気になりましたね。交代策も当たって追いつかれ、ロスタイムに速攻を食らって負けちゃいました。

 勝負の世界は難しいですね。ゴルフで言うなら前半はいいスコアで回ってきたけど、終盤に崩れて、18番で池に入れてダブルボギー。1打差で負けたみたいなもんですかね。そういう流れなんでしょうかね。

 15年の全米オープンでダスティン・ジョンソン(34)が信じられない負け方をしました。最終日の最終18番、約4メートルのイーグルパット。決めれば優勝、2パットでもプレーオフという有利な状況でした。それが1メートルのバーディパットも外し、3パットのパーで2位タイに終わりました。なんだか、その幕切れを思い出しました。スポーツってのはいろんなことが起こるなあと。

 ベルギー戦が終わった直後、本田圭佑君(32)が「ワールドカップはこれが最後」と表明しました。現役引退についても「ちょっと整理したい」と否定しなかったみたいですね。次のワールドカップは36歳だから厳しいんでしょうし、彼のことだから次の人生について考えてることもあるんでしょうね。彼のコメントはいつも歯切れがよくて、いいなあと思ってました。自分が一生懸命努力してやってきたことだから自信をもって言えるんだろうし、そういうのはすごく大切なことだと思います。

 日本の国内でさえ前評判は芳しくなかったですけど、厳しいグループを勝ち上がりましたからね。長友佑都君(31)の言った通りじゃないですか? 「思い切ってやったんで、胸を張って帰ります」と。それが一番いいと思いますね。

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