やはり南海トラフ地震の前触れ? 日本の地震予測が当たらないワケ (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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やはり南海トラフ地震の前触れ? 日本の地震予測が当たらないワケ

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桐島 瞬週刊朝日
大東市では水道管が破裂し、水しぶきが噴き上がった(提供)

大東市では水道管が破裂し、水しぶきが噴き上がった(提供)

「政府は南海・東南海、東海、首都圏などで今後30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率が高いとしていますが、実際に震災が起きているのは比較的安全とされた地域ばかり。予測など信じず、大地震はどこでも不意打ちに起きると考えることが肝心です」

 気になるのは大阪北部地震と南海トラフ地震との関連だ。地震学者の都司嘉宣氏は「南海トラフ地震の発生はおよそ100年周期。前回からすでに72年が経ち、プレート間のひずみがかなりたまっている」という。

 また島村英紀氏(地震学)は、南海トラフ地震が起きる20~30年ほど前から西日本で内陸型地震が多くなる事例が過去にあったと警鐘を鳴らす。

「前回の南海トラフ地震(1946年)が起きる前にも北但馬地震(25年)、北丹後地震(27年)、鳥取地震(43年)といった内陸直下型地震が続けて起きた。5年前に兵庫県淡路島付近でM6.3、3年前には徳島でM5.1の地震が発生していますが、今回の大阪北部地震を含めて南海地震の前触れだとも考えられます」

 いつでも起こり得る大震災への備えが必要だ。(桐島 瞬)

週刊朝日 2018年7月6日号


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