紀州のドン・ファン怪死 愛犬イブから覚せい剤反応か いよいよ殺人事件へ

週刊朝日

紀州のドン・ファン怪死 愛犬イブから覚せい剤反応か いよいよ殺人事件へ

在りし日の野崎さんと、愛犬のイブ
 紀州のドン・ファンこと野崎幸助さん(77)が急性覚せい剤中毒で「怪死」して3週間が経過したが、「事実は小説より奇なり」の展開となってきた。

 和歌山県警は6月7日に、3回目となる、野崎さんの自宅を家宅捜索するとともに、5月6日に同じく“怪死”した愛犬、イブちゃんの土葬された、亡骸を掘り出した。

【野崎さんの告別式式場と出棺の様子はこちら】

 生前、野崎さんは知人らに赤い引っ掻き傷が残る胸元を見せながら、「イブちゃんはなぜあんなに苦しんで死んだんだ。イブちゃんは私の胸を掻き毟って死んでいった。おかしい」と繰り返し訴えていたという。「あの時、死因を調べていれば、野崎さんが亡くなることもなかったと思うと残念でなりません」(知人)

 県警は現在、イブちゃんの遺骸から覚せい剤の成分が検出されるかなどを鑑定中だ。

「死後、1カ月ぐらい経過しているが、鑑定に支障はない。イブちゃんの亡骸の周囲の土なども持ち帰った。実はイブちゃんの遺骸から覚せい剤の成分とみられる反応が出ている。確定的な鑑定結果はまだ先になるが、イブちゃんも覚せい剤で殺害されたとみて、おかしくない所見が明らかになっている」(捜査関係者)

 イブちゃんの鑑定は、大阪の獣医学の専門家に依頼して、進めているという。

 捜査関係者によれば、イブちゃんの亡骸の保存状態は非常によかったという。その理由を野崎さんの会社の従業員がこう明かす。

「防腐用に石灰を事前に撒き、イブちゃんの遺体にサラシを撒き、土葬しました。社長は土葬にこだわった。社長は自分のお母さんが大好き。お母さんも土葬だったため、イブちゃんもそうしたかったようでした。自分の家の庭に埋めると言い出し、周囲は衛生面などから反対。奥さんも反対したのですが、社長は譲らず、『エルメスの箱に入れて埋める』と言い出した。造園業者にお願いして掘ってもらった穴は深さ1.3メートルくらい。けど、穴のサイズが小さく、箱に入れたままではイブちゃんの亡骸を土葬できなかった。そこで、社長のいない間に亡骸を箱から出してサラシを撒いたまま、土葬しました」


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イブちゃんも覚せい剤が原因で死亡したとなると…

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