カツラに男のプライド 舘ひろしが語る「終わった人」の魅力 (2/6) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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カツラに男のプライド 舘ひろしが語る「終わった人」の魅力

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太田サトル週刊朝日
舘ひろし(右)と内館牧子(左)(撮影/写真部・加藤夏子)

舘ひろし(右)と内館牧子(左)(撮影/写真部・加藤夏子)

内館:逆なんです。それがすごくよかったんです。チラッとカッコよさが出ることで、現在はダサいオヤジだけど、きっと若い頃は仕事で世界の誰にもひけを取らず向かいあったり、女を泣かせたりしたんだろうなというのがリアルに感じられる。それは、最初からしょぼいタイプではできなかったことで、舘さんにやっていただけて、本当によかった。

舘:「終わった人」というタイトルの強烈さに、はじめは驚いたんです。お受けするべきかどうか、最初は迷いました。

内館:ネガティブなタイトルだし、内容も原作はシリアスですからね。私も最初はコメディーになるとは考えてもみなかったんですよ。

舘:原作にはシリアスな中にシニカルな笑いがあると感じていました。やっぱり悲劇と喜劇は、どこか近い存在なんですよね。

内館:しかも、「リング」や「仄暗い水の底から」の中田秀夫監督だと聞いて、また驚いたんです。

舘:ホラーになっちゃうんじゃないかって?(笑)

内館:そうそう(笑)。一体どんな作品になるんだろう……って。黒木さんが面白いことをおっしゃってました。「結婚生活は、ある意味ホラーだ」って(笑)。


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