萩本欽一「僕が教えたいのは『マヌケ学』。ダメなヤツほどダメじゃないんだ」 (4/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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萩本欽一「僕が教えたいのは『マヌケ学』。ダメなヤツほどダメじゃないんだ」

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石原壮一郎週刊朝日

萩本欽一(はぎもと・きんいち)/1941年、東京都生まれ。66年、7歳年上の坂上二郎と「コント55号」を結成。国民的な人気となる。その後、ソロ活動。「いい若いヤツがいたら『欽ちゃん』の名前をあげたい。でも、そこまでがんばろうってのがいなくてさ。時代が違うんだね」。(撮影/写真部・小原雄輝)

萩本欽一(はぎもと・きんいち)/1941年、東京都生まれ。66年、7歳年上の坂上二郎と「コント55号」を結成。国民的な人気となる。その後、ソロ活動。「いい若いヤツがいたら『欽ちゃん』の名前をあげたい。でも、そこまでがんばろうってのがいなくてさ。時代が違うんだね」。(撮影/写真部・小原雄輝)

 学校って、知識を得るだけの場所じゃない。人間として必要なこと、生きていく上で大切なことに気付かせてくれるって役割もあるよね。

 学部を卒業したら、大学院に進む予定だ。教壇に立って学生たちに自分の考えを伝えたいと思っている。

 大学の人に、「大学院に行けば、教壇に立てますよ」って言われたの。面白そうだよね。ぜひやってみたい。そのころ僕は、いくつかな。えーっと、ま、そこはいっか。

 僕が教えたいのは「マヌケ学」。人間はマヌケでいいんだ、マヌケをマヌケとして伸ばしていこうって話。最近はちゃんとしていないと許されないみたいな雰囲気があるけど、「愚者一得」っていうことわざがある。自分がマヌケだったから、マヌケだからこそ人がやれないことをやれるんだって言いたい。マヌケ大好き、ダメなヤツほどダメじゃないんだって言ってくれる人間がいれば、自分はダメだって思い込んでいるヤツの人生は、きっと変わるよ。

(聞き手・石原壮一郎)

週刊朝日 2018年5月25日号


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