大センセイ、慶應ボーイに「世の中、そんなに甘くないと思うぞ」 (1/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

大センセイ、慶應ボーイに「世の中、そんなに甘くないと思うぞ」

連載「大センセイの大魂嘆!」

このエントリーをはてなブックマークに追加
頭の中は一層グルグルと渦を巻く(※写真はイメージ)

頭の中は一層グルグルと渦を巻く(※写真はイメージ)

 SNSで「売文で糊口をしのぐ大センセイ」と呼ばれるノンフィクション作家・山田清機の『週刊朝日』連載、『大センセイの大魂嘆(だいこんたん)!』。今回のテーマは「慶應ボーイ」。

*  *  *
 午後の東急東横線に乗っていると、ペンとペンの徽章をつけた高校生によく出くわす。慶應義塾高校の生徒である。慶應高校は東急日吉駅の目の前にあるのだ。

 慶應高校の生徒は、ものすごく態度が悪い。悪いというか、横柄である。電車の中で大声で騒ぎながら、パック入りのジュースをがぶ飲みしたり、アイスクリームを食べたりしている。

 七人がけの席に四、五人で脚を投げ出して座り、他の客が乗ってきても一顧だにしないので、後から乗ってきた客の方が別の車両に移っていったりする。

 こうした光景を目にする度に、大センセイの頭の中では、憤りと妬みと偏見が入り混じった感情が、グルグルと渦を巻く。

 君らのお父さんやお母さんは、きっとペルシャ絨毯の輸入商をやっていたり、会計事務所を開いていたりするんだろうな。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい