坂口健太郎の活躍を予見? モデル時代に“先生”に言われた言葉

野村美絵週刊朝日
 俳優デビューから約3年半でトップ俳優になった坂口健太郎。イケメンから狂気の人まで、幅広い役柄を見せる。取材中はさまざまなリクエストに、丁寧に応じてくれた。「本当に好青年なんですね」と伝えると、「いえいえ、僕、ズル賢いんです」と笑顔を見せた。

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 放送中の「シグナル 長期未解決事件捜査班」で、連続ドラマ初主演を果たした。

「三枝健人という人物を解いていくという意味では、これまでとやることは変わりません。でも、差し入れを持っていく機会は増えました。この間おにぎり持っていったら大好評で、うれしかったですね」

 キャリアのスタートはファッション誌「MEN'S NON‐NO」のモデル。だが、演じることは最初から楽しかったという。

「まだ何の経験もないとき、一度、演技の先生に見ていただいたんです。そのとき、『むちゃくちゃな役を振るほど、ぶっとんでやる』と言われました。それから、『人に対しても演技に対しても壁がない』とも」

 それは当たっている?

「踏み込まれると壁を作ってしまうんですけど、壁がなく見せるのは得意です。僕、自分のことズル賢いと思うんですよ。こう言うと『そんなことないですよ』って言われるんですが、そんなにネガティブな表現でもないと思っていて。“すべてを受け入れる”なんてガンジーでもなければできないと思うし、自分が参っちゃうのが一番の危機ですから。自分を守りつつ、相手にもイヤな思いはさせないように、ズルく、賢く生きようと思っています」

 インタビュー中、一番驚いたのは、これまでの役名がスラスラと出てきたこと。「『重版出来!』の小泉君」「『ナラタージュ』の小野君」「『とと姉ちゃん』の星野君」「『模倣犯』の網川浩一」……。そのことを告げると、

「あ、ほんとだ。言われてみると僕、これまでの役名、全部覚えてます。最初が“瞬”、その次が……」

 役に対する、思い入れを感じた。

(本誌・野村美絵)

週刊朝日  2018年5月25日号

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