──共演者には、竹内涼真さんや葵わかなさんという若い俳優さんもいます。座長として気をつけていることはありますか?

 僕が先輩方にしていただいたことは、基本的にはするようにしています。声をかけてもらったり、現場を明るくしてもらったり、差し入れをもらったり、食事に連れていってもらったり……もう無限にあります。脈々と続いてきたものを僕が止める理由はないし、自分がそうしていくことが、先輩に対する恩義だと思っています。

──二宮さんの病院にまつわる思い出やエピソードがあれば、教えてください。

 リンパ管炎で入院したことがあるんですが、2日くらいですぐに元気になっちゃって。だからあんまり病院にお世話になったことがないです。インフルエンザにもかかったことがないですし、風邪ひいて病院に行くこともあまりないし。過ごした環境が良かったのだと思います。ある程度汚いところで過ごしてきましたから(笑)。

──健康診断は?

 嵐がすごく忙しくなったときに、「これはヤバい。何かあって誰か倒れたら大変だ」ということで、みんなで受けたんです。そうしたら、みんなものすごい健康だということがわかって(笑)。安心して仕事に取り組めるようになりました(笑)。

──本当に健康なんですね。
 そうですね。人と会って話をしたり、何かを作り上げていくという今の生活が、自分に合っているんだと思います。

(構成/本誌・野村美絵)

週刊朝日 2018年5月18日号