認知症の予防にも有効!? 免疫力と自然治癒力の力 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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認知症の予防にも有効!? 免疫力と自然治癒力の力

連載「「健脳」養生法――死ぬまでボケない」

週刊朝日#ヘルス
帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「死を生きる」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「死を生きる」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

認知症を予防するためにはどうすればいいのか(※写真はイメージ)

認知症を予防するためにはどうすればいいのか(※写真はイメージ)

 免疫力については、様々なメカニズムが明らかになってきています。がん治療で今後、最も有望なのが免疫のメカニズムを利用した免疫療法でしょう。

 さて、認知症におけるアミロイドβやタウタンパク、レビー小体もがん細胞と同様に免疫の対象となるのでしょうか。もし、認知症においても免疫療法が有効であれば、大いに期待できます。調べていたら、最近の知見では、免疫と脳の関係がクローズアップされていることがわかりました。

 3月に日本語訳が出版されたばかりの『神経免疫学革命──脳医療の知られざる最前線』(ミハル・シュワルツ、アナット・ロンドン著、早川書房)に詳しいのですが、脳の状態は免疫のシステムによってバランスが保たれており、認知症の予防や回復にも、免疫力が有効に働くというのです。

 やはり認知症もがんと同様に免疫力を高めることが必要だったのです。免疫力が有効ならば、自然治癒力も同様だと私は思います。

 それでは、免疫力と自然治癒力を高めるにはどうすればいいのでしょうか。このテーマに私は長年取り組んできました。それについては、次回、お話ししたいと思います。

週刊朝日 2018年5月18日号


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帯津良一

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など著書多数。本誌連載をまとめた「ボケないヒント」(祥伝社黄金文庫)が発売中

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