「五月病」にならないための考え方 精神科医が教える習慣とコツ (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「五月病」にならないための考え方 精神科医が教える習慣とコツ

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近藤昭彦週刊朝日#ヘルス#病気

いつも100点でなくても、たまには80点でもいい(※写真はイメージ)

いつも100点でなくても、たまには80点でもいい(※写真はイメージ)

 また、勝医師によると、ストレスを感じたとき、悩みごとを抱えたときに、次のような「考え方」を習慣づけると、ストレスを軽減して、五月病などの心の不調の予防に役立つという。

■ 五月病などを防ぐ「考え方」のコツ

(1)ストレスを多面的にとらえて現実的に考える
 すべてが悪いことではなく、良い面もあるはずと考え、良い面、ポジティブな面を見る。人間関係の悩みなら、苦手な相手は悪い面ばかりが見えがちだが、あえて良い面を見るようにする。苦手な相手とのトラブルなどネガティブなことは、起こる確率を考え、必ずしも起こるわけではないことを理解する。

(2)自分自身を客観的にとらえる
 悩んでいる自分を空から見下ろすイメージで第三者の目で見るようにして、「同じ悩みを相談されたとしたら、自分はどのように答えるか」を考える。悩みの中心が職場なら、職場の嫌なところだけでなく、良いところも探して書き出す。さらに自分自身の強みと弱み、強みの生かし方、弱みの補い方も第三者の目で具体的に書き出してみる。

「五月病などの治療の際には、患者さんの行動の修正として、内向的な生活から変化に富んだ外向的な生活へ、引っ込み思案から、自尊心の回復につながる自己主張へ、などの実現をめざしています。普段からこれらを意識することで、五月病などの予防に生かすこともできます」(勝医師)


(文・近藤昭彦)


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