“あげまん”ぶりが好評な古閑美保 (c)朝日新聞社
“あげまん”ぶりが好評な古閑美保 (c)朝日新聞社
マスターズ開幕前日に行われたパー3コンテストに出場した小平智(左)とキャディーを務めた古閑美保 (c)朝日新聞社
マスターズ開幕前日に行われたパー3コンテストに出場した小平智(左)とキャディーを務めた古閑美保 (c)朝日新聞社

 男子ゴルフの米ツアーで小平智(28)が初優勝し、夫人の古閑美保(35)の“あげまん”ぶりが改めて注目を浴びている。

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 小平は4月15日(日本時間16日)にRBCヘリテージで優勝し、青木功、丸山茂樹、今田竜二、松山英樹に次ぐ5人目の米ツアー優勝者となった。金シウ(韓)とのプレーオフ前には美保夫人と電話で話し「僕はあまり期待していなかったが、美保はプレーオフを経験していて、『まだわからない』と。美保が賞金女王になったときも劇的だった。『そういうこともあるから練習してきな』と言われた」と姉さん女房からのアドバイスのおかげと明かした。美保夫人も優勝直後にインスタグラム「おめでとう」と投稿していた。

 在米ゴルフジャーナリストの舩越園子さんは、小平の成長に目を細める。

「小平選手の昨年、今年の成長ぶりは見事です。特に3月のデル・マッチプレー選手権で、米ツアー43勝のレジェンド、フィル・ミケルソンと激闘を繰り広げたのが大きかった。惜敗しましたが、自信がついたのが見て取れました。それにより、マスターズ初出場や今回の優勝に繋がったと思います」

 これまで小平は2017年の国内賞金ランキング2位の実力者とはいえ、どうしても美保夫人の印象の方が強かった。美保夫人は女子ゴルフの08年賞金女王で、ゴルフの実力だけでなく、美人ゴルファーとして人気を博した(現在は引退)。さらに、西岡剛(阪神)、ダルビッシュ有(カブス)との交際で話題を呼んだり、自由奔放な発言で度々世間の耳目を集めた。

 一方、小平と美保夫人が付き合い始めたとされる2、3年前から小平の成績は急上昇し始めた。昨年3月に結婚すると、惜しくも賞金王を逃したものの2位を達成。3月には世界ランキング50位以内まで上げて4月のマスターズの初出場を掴み取って予選を突破し28位だった。そしてその翌週の米ツア初優勝。あまりのトントン拍子ぶりに美保夫人に"あげまん"説まで囁かれる。

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