【岩合光昭】猫は煙に動じない? ボスニアで勘違いしたワケ 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

【岩合光昭】猫は煙に動じない? ボスニアで勘違いしたワケ

連載「今週の猫」

このエントリーをはてなブックマークに追加
岩合光昭 (c)Iwago Photographic Office

岩合光昭 (c)Iwago Photographic Office

撮影/岩合光昭 (c)Iwago Photographic Office

【「今週の猫」その他の写真はこちら】

撮影/岩合光昭 (c)Iwago Photographic Office
【「今週の猫」その他の写真はこちら】

 動物写真家・岩合光昭さんが見つけた“いい猫(こ)”を紹介する「今週の猫」。今回は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナのトゥルコヴィッチの「猫の面に煙」です。

【今週の猫の写真はこちら】

*  *  *
 炭焼き職人が、次々と大きな丸太を担ぎ上げ、豪快に窯に投げ入れていく。最後に火を入れ蓋をすると、側面の空気孔から炎が噴き出し、あたり一面、煙で真っ白になった。

 窯に上がるための板を、ご主人を追っていこうとした犬は、慌ててUターン。一方、ご主人の足もとに鎮座していた猫は微動だにしない。猫は煙が平気なのかと諺(ことわざ)など思いながら望遠レンズを覗くと、大量のよだれを垂らしていた。ふとひらめいた「猫の面に煙(意味・動じない)」は、お蔵入りとなった。

デジタル岩合 http://www.digitaliwago.com/


週刊朝日 2018年4月27日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

岩合光昭

岩合光昭(いわごう・みつあき)/1950年生まれ。動物写真家。1980年雑誌「アサヒグラフ」での連載「海からの手紙」で第5回木村伊兵衛写真賞を受賞。1982~84年アフリカ・タンザニアのセレンゲティ国立公園に滞在。このとき撮影した写真集『おきて』が全世界でベストセラーに。1986年ライオンの親子の写真が、米「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙に。94年、スノーモンキーの写真で、日本人として唯一、2度目の表紙を飾る。2012年NHK BSプレミアムで「岩合光昭の世界ネコ歩き」のオンエア開始。著書に『日本のねこみち』『世界のねこみち』『岩合光昭写真集 猫にまた旅』『ふるさとのねこ』『ネコを撮る』『ネコへの恋文』など多数。2019年2月22日から、初監督作品となる映画「ねことじいちゃん」公開中。

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい