「42歳まで下積み」小日向文世が役者目指す息子に送る言葉 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「42歳まで下積み」小日向文世が役者目指す息子に送る言葉

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野村美絵週刊朝日#林真理子

小日向文世(こひなた・ふみよ)/1954 年生まれ、北海道出身。77年、「オンシアター自由劇場」に入団。96年の同劇団解散まで、中核的存在として活躍する。「国民の映画」(2011年)で読売演劇大賞最優秀男優賞受賞。映画「アウトレイジ ビヨンド」(12年)ほかでキネマ旬報ベスト・テン助演男優賞受賞。舞台「ヘッダ・ガブラー」は東京・Bunkamuraシアターコクーンで4月30日まで上演中。連続ドラマ「コンフィデンスマンJP」は毎週月曜夜9時から放送中。(撮影/門間新弥、ヘアメイク/富岡裕子、スタイリング/石橋修一)

小日向文世(こひなた・ふみよ)/1954 年生まれ、北海道出身。77年、「オンシアター自由劇場」に入団。96年の同劇団解散まで、中核的存在として活躍する。「国民の映画」(2011年)で読売演劇大賞最優秀男優賞受賞。映画「アウトレイジ ビヨンド」(12年)ほかでキネマ旬報ベスト・テン助演男優賞受賞。舞台「ヘッダ・ガブラー」は東京・Bunkamuraシアターコクーンで4月30日まで上演中。連続ドラマ「コンフィデンスマンJP」は毎週月曜夜9時から放送中。(撮影/門間新弥、ヘアメイク/富岡裕子、スタイリング/石橋修一)

林:そのころ奥さまと結婚なさったんですね。

小日向:39歳でまだ劇団員だったときに結婚したから、ぜんぜんお金なかったですね。

林:今、お子さんたちも同じような道を歩んでいらっしゃるんでしょう?

小日向:血っておそろしいなと思います。二人とも大学の演劇サークルに入っちゃって。下の子は「演劇サークルには入るまい」と半年間頑張ったらしいんだけど、やっぱり我慢できなくて、夏から入ったんです。長男はこの春卒業ですが、役者をやる覚悟を決めたみたいです。

林:小日向さん、本名でしょう。お子さんたち、お父さんのこと言われるんじゃないですか。

小日向:最初は「まさか」と思ってても、そのうちバレるみたいですね。でも大変ですよ、役者で食えるようになるって。僕も一歩間違えばどうなってたんだろうと思いますもん。「お父さんは芝居をやり続けて、42歳まで食えなかったけど、それが覚悟できるならやれば?」という感じですね。「やるな」とは言えないです。林さんもお子さんいらっしゃいますよね。おいくつですか。

林:娘が一人います。2月生まれで、来年20歳になります。

小日向:じゃあ、うちの下の子と同じ学年ですね。

林:小日向さんは「家族が僕を支えてくれて、家族が生きる希望です」とおっしゃってますよね。

小日向:僕は家が大好きなんです。家に帰って、家族がワサワサしてる気配を感じてるのがうれしいんです。

林:めずらしいんじゃないですか、俳優さんでそういう方。

小日向:僕があたりまえだと思って話すと、みんな驚いた顔をしますね。

(構成/本誌・野村美絵)

週刊朝日 2018年4月20日号より抜粋


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