がさつは合理的? 千原せいじの“打ち解ける”コミュ術 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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がさつは合理的? 千原せいじの“打ち解ける”コミュ術

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赤根千鶴子週刊朝日
千原せいじ(ちはら・せいじ)/1970年生まれ。89年に弟である千原ジュニアとコンビ「千原兄弟」を結成。多くのバラエティー番組で活躍中。著書に『がさつ力』(小学館よしもと新書)。実は飲食店を経営する実業家としての顔も。

千原せいじ(ちはら・せいじ)/1970年生まれ。89年に弟である千原ジュニアとコンビ「千原兄弟」を結成。多くのバラエティー番組で活躍中。著書に『がさつ力』(小学館よしもと新書)。実は飲食店を経営する実業家としての顔も。

アクシデントも“よいこと”に発想転換(イラスト/ヒロヒロスタジオ・斎藤ひろこ)(週刊朝日 2018年4月20日号より)

アクシデントも“よいこと”に発想転換(イラスト/ヒロヒロスタジオ・斎藤ひろこ)(週刊朝日 2018年4月20日号より)

「そして自分の人生にとってそんなに重要な人ではないのなら、余計な気遣いはやめることです。不用意な言葉で相手を傷つけるのはダメですよ。そんな“知性のないコミュニケーション”はおすすめしませんが、感情を隠して愛敬を振りまく必要はありません。それでその人との縁が終わったとしても『あ、そんなものだったのだな』とすんなりあっさり受け入れればいいんです。だって、済んだことはしゃあないやん」

 外国人の友人から言われた言葉が気に入っている。

「どんなときでもNEXT。もう次や、と。過去を反省せいと言うけれど、反省よりも先に、同じ失敗をしないように、もうNEXTやと。これって、人づきあいにも言えることでしょ」

 とかく日本人は世間体を気にしがち。

「ゆえに自分の周りで何か起きたときには誰かに、何かに責任転嫁したがる。でも以前北欧にロケに行ったときのことです。スタッフがロケ先のお宅のグラスを割ってしまったのですが、その家のおばあちゃんが『あなたたち、ラッキー。グラスがこれから先の悪いことを全部持っていってくれたわ』と言ってくれて。アクシデントに対する発想の転換と『形あるものは皆崩れる』的なあっけらかんとした対応に驚きました。何か言ってももうグラスは元通りには戻らない。ならばもうその先の『未来』を考える。こういう思考法って、やはり気持ちが救われませんか」

(エディター・赤根千鶴子)

週刊朝日 2018年4月20日号


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