修士号を取得してタレントと研究者の二足のわらじを目指す(c)朝日新聞社
修士号を取得してタレントと研究者の二足のわらじを目指す(c)朝日新聞社

 かつて「グ~」のネタで一世を風靡し、2008年の流行語大賞も受賞したお笑いタレントのエド・はるみ。そのエドが3月28日、慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の修士課程を修了し、修士号の学位が授与された。

〈この2年間、仕事との両立をはかりながら研究をすすめて参りました。(中略)お陰様で何とかやり切ることが出来ました〉

 と、エドはコメントを発表。エドといえば、東京マラソンの完走、小池百合子東京都知事が立ち上げた政治塾に参加するなど、お笑い以外の分野で話題を振りまいてきた。昨年にはライザップでの減量に成功し、CMで美ボディーを披露したことも記憶に新しい。

 次々と新しいことに挑戦する一方、タレントとして迷走気味にも見えたが、

〈今後は、タレントとして仕事をさせていただきながら、その一方で論文を執筆し、研究者として研究も続けて参ります〉

 と、エドは芸能界と研究者の二足のわらじを履くことを表明した。エドをよく知る関係者は話す。

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秦正理

秦正理

ニュース週刊誌「AERA」記者。増刊「甲子園」の編集を週刊朝日時代から長年担当中。高校野球、バスケットボール、五輪など、スポーツを中心に増刊の編集にも携わっています。

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