饒舌に「オフィス北野」騒動を語る水道橋博士(撮影・大野洋介)
饒舌に「オフィス北野」騒動を語る水道橋博士(撮影・大野洋介)
「火消しにまいりました」とハッピを脱いだ水道橋博士(撮影・大野洋介)
「火消しにまいりました」とハッピを脱いだ水道橋博士(撮影・大野洋介)

 お笑いコンビ「浅草キッド」の水道橋博士が4月3日、都内で開かれたインド映画「ダンガル きっと、つよくなる」(4月6日公開)の応援上映イベントに出演。のっけから、師匠であるビートたけしの独立騒動について触れた。

【ハッピを脱ぎ、意味深な水道橋博士はこちら】

 水道橋博士は「火消」の法被とTシャツを着て登場。開口一番、「大変に炎上しております」と、騒ぎについて言及。法被は1週間前に京都で購入したといい、「まさかここで着るとは思っていませんでした」と笑いを誘った。さらに「火消しに参りました」「『風雲!たけし城』です。ある日、(気がついたら)天守閣がない」と、自虐的なコメントを続けた。

 イベントの最後に、映画のタイトルを記した看板を手にした水道橋博士。「たけし軍団の応援をお願いします。頭も腰も低いたけし軍団です」と観客に呼びかけると、大きな拍手に包まれた。

 水道橋博士ら一部のたけし軍団は、たけしがオフィス北野から独立した翌日の4月1日夜に声明文を発表。独立の真相について、同社の森昌行社長による「経営を巡る裏切り行為があった」などとしていた。一方で、森社長は反論しているという。

 水道橋博士はイベント終了後の報道陣による取材で、「大炎上ですね」と問われると、「たけし軍団総意で出しているので、火をつけたのは間違いない」と答え、森社長の反論については「たけし軍団と森さんが、森友問題、『森』と『友』ではないということです。あと、TPPも『たけし・プロダクション・プロブレム』と解釈し、我々はこの問題を解決していなければならない」とおどけた。騒動について、たけしから言葉をかけられてはいないといい、「これ以上やるか、もう収束しろというかわからない」と、とどめた。(本誌・岩下明日香)

週刊朝日 オンライン限定記事