田原総一朗「トランプ氏の米朝首脳会談受諾に一番驚いた人物とは」

連載「ギロン堂」

トランプ大統領は何をどうしようとしているのか(※写真はイメージ)
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トランプ大統領は何をどうしようとして...

 国務長官を更迭したトランプ大統領。ジャーナリストの田原総一朗氏は、大統領の頭を占める、あることを推測する。

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 いったい、トランプ大統領は何をどうしようとしているのか。

 トランプ氏は3月13日、ティラーソン国務長官を更迭した。もっとも、昨夏にティラーソン長官が「北朝鮮との対話」を表明したときから、米国の事情通たちの間では「トランプ氏はティラーソン氏に強い違和感を持っており、いずれ更迭するのでは」とみられていた。

 さらに、3月16日にはトランプ氏がマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)の解任を決意したと報じられた。後任にはジョン・ボルトン元国連大使の名前が取り沙汰されている。ボルトン氏はかつてイラク戦争を推進したネオコンの代表格だ。イラク戦争は大失敗だったと米国民が深く反省して、だからこそオバマ氏が黒人初の大統領となったのだった。それをネオコンの代表格であるボルトン氏をわざわざ起用するとは、トランプ氏はどういう意図なのか。

 さらにトランプ氏は、ティラーソン氏の後任にCIA長官のポンペオ氏を起用した。対北朝鮮の武力行使に賛成している人物だ。

 ところで、3月5日、韓国の特別使節団が北朝鮮を訪問して金正恩委員長と会談したとき、金正恩氏は「米国がわが国の安全を保証してくれるのならば、われわれは核兵器を保有する必要がない」と言い切った。これは世界中の大ニュースとなった。

 金正恩氏は、北朝鮮が米国に届くICBMに載せられるほどまでの核兵器の小型化にほぼ成功したと宣言している。それに対してトランプ大統領は、我々は武力行使も辞さない、と強調し、北朝鮮に対する圧力を徹底的に強めている。米朝間で、いつ戦闘が起きてもおかしくない緊張が続いている。その最中に、金正恩氏が驚くべき発言をしたのである。

 それに対して日本政府は、金正恩氏の発言などまったく信用できない、と全面的に否定的であった。

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