さて、米PGAツアーの「バルスパー選手権」（3月8～11日、米フロリダ州タンパ近郊のイニスブルックリゾート＆GC）です。ツアー復帰4戦目となったタイガー・ウッズ（42）は、優勝したポール・ケーシー（英）に1打差の2位でした。

　タイガーのコースマネジメントが素晴らしかったです。あとはパターだけですよね。いいのも入ってますけど、1打差の2位で出た最終日なんかはもったいないミスも多かったですからね。あれがポンポン入ってたら、優勝は分からないけど、確実にプレーオフには持ち込めた。

　それにしても、ツアーに戻って間もないのに、ここまで自分を持っていけてるのは、ただ者じゃないですよ。こっちのテレビでは1日中タイガーを映してました。すべてのショットが映るのはタイガーだけですからね。1位の選手だって、カットされますから。再放送の回数も半端じゃない。しつこいなってぐらいやってましたよ。ハハハハ。

　次に出る「アーノルド・パーマー招待」（3月15～18日、米フロリダ州オーランドのベイヒルクラブ＆ロッジ）は、タイガーが過去8勝もしてる試合です。締め切りの関係で結果は来週号になりますが、楽しみです！

※週刊朝日 2018年3月30日号

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丸山茂樹

丸山茂樹

丸山茂樹（まるやま・しげき）／1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表監督を務めた。セガサミーホールディングス所属。

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