羽生結弦、26の「金の言葉」 9歳にして「スケートに人生をかけているな」 (2/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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羽生結弦、26の「金の言葉」 9歳にして「スケートに人生をかけているな」

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帰国後に報告会に臨む羽生結弦 (c)朝日新聞社

帰国後に報告会に臨む羽生結弦 (c)朝日新聞社

エキシビションでリンクに立つ羽生 (c)朝日新聞社

エキシビションでリンクに立つ羽生 (c)朝日新聞社

【7】ということは、羽はまだ伸ばしきっていない?
 ゆっくり、時には雨に打たれて、広げられないときも、そういうのが僕の人生かなと今は思っています。

【8】世界で一番となると、孤独を感じるのでは。
 これはあると言ったほうが、おもしろいんですかね。ふふふ。なくはないです。前は誰にもわからないんだろうな、この気持ちと思っていました。でも、みんなにおめでとうと言葉をかけてもらって、そういう言葉って、たとえ心の奥底で「この野郎」と思っていたとしても、やっぱり、素直に受け止めるとうれしかったりするんですよね。

【9】4回転アクセル(4回転半)へ意欲は。
 まだ誰も試合で成功させたことがない。最初の一人になれなくても、4回転アクセルを成功させたいなという気持ちでいます。

【10】ジャンプの難しさを例えると。
 4回転の難しさは、縄跳びで目をつぶって回転しながら三重跳びをやっているような感じ。4回転半は、2回転しながら四重跳び、5回転は3回転しながら五重跳びをする感じです。

【11】5回転はありうるか。
 科学的な根拠に基づいて研究した結果、5回転までは人間の能力でできるという結果が出ているそうです。小さいころからコーチに「おまえは5回転もやれ」などと言われていたので、ちょっと挑戦したいなっていう気持ちもあります。

【12】これから4回転半や5回転が主流になるか。
 この50年間においてはないだろうと、僕は予測します。ただ、もし「羽生結弦が、4回転半、もしくは5回転に挑む」と決めた場合は、確実に表現の一部にする。芸術は絶対的な技術力に基づいたものだと僕は思っています。

【13】ジャンプと芸術性のバランスとは?
 芸術というのは明らかに正しい技術、徹底された基礎によって裏付けされた表現力。ジャンプ、ステップ、スピン、全てにおいて正しい技術を使い、それを芸術として見せることが一番大切なことだと思っている。難しいジャンプを跳びつつ、それがあるからこそ芸術が成り立っているようなジャンプをこれからもしていきたいです。


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