──1作目の大ヒットで続編が実現したわけですが、映画の魅力とは?

「表現がコミック的であるというのが重要なんだと思う。リアリズムを売り物にする映画だったら、とてもやれないようなことがたくさん起こる。それは表現がコミック的であるからだ」

──1作目は、50歳を過ぎたあなたが挑んだ華麗なアクションが見どころの一つでしたが、今回、苦労した点は何でしょうか。

「一度トレーニングをやったから、今回はずっと簡単だった。ただ、この年になれば、しばしトレーニングを休めば、すぐに元通りにやれない。つまりまた一からやり直し、って感じだったんだ。前やったから簡単だ、なんて思っていたが甘かったね(笑)。ただ本作の場合は、キングスマンとして1作目のように大活躍するシーンはなく、1作目と似たようなレベルだったのはカーチェイスのシーンくらいなんだ」

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