ミッツ・マングローブ「男の乳首に市民権を与えた人たち」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ミッツ・マングローブ「男の乳首に市民権を与えた人たち」

連載「アイドルを性せ!」

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ミッツ・マングローブ/1975年、横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業後、英国留学を経て2000年にドラァグクイーンとしてデビュー。現在「スポーツ酒場~語り亭~」「5時に夢中!」などのテレビ番組に出演中。音楽ユニット「星屑スキャット」としても活動する

ミッツ・マングローブ/1975年、横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業後、英国留学を経て2000年にドラァグクイーンとしてデビュー。現在「スポーツ酒場~語り亭~」「5時に夢中!」などのテレビ番組に出演中。音楽ユニット「星屑スキャット」としても活動する

ミッツさんが今回とりあげるテーマは、「男の裸体」!(※写真はイメージ)

ミッツさんが今回とりあげるテーマは、「男の裸体」!(※写真はイメージ)

 歴史と記憶をひもとくと、91年にモッくんこと本木雅弘さんがヘアヌード写真集を出した辺りから潮目が変わってきたように思います。とは言えモッくんの裸は、彼のキャラクターも相まって『あくまで芸術』的な捉え方をすることで世間も処理していましたが、それを境に『男の裸』は一気にメジャー化していきました。そして95年、『an・an』におけるサッカー三浦知良さんの表紙・巻頭ヌードグラビアです。「いよいよカズのお尻を拝める時代になった!」と興奮しながらも、まるでエロ本を買う中学生のように書店のレジに並んだことを今も鮮明に覚えています。以降『an・an』で脱ぐことは、ある種のステータスのようになり今日に至るわけですが、それと並行して、やはり木村拓哉の功績は絶大です。あれほど惜しみなく、さりげなく、そして恰好良く脱げるアイドルは彼を置いて他にいなかった。世の女性が男の裸体にデレデレできるようになったのはキムタクのお陰と言っても過言ではないでしょう。

 現在、最も自分の裸と乳首の値打ちを自覚している男・鈴木亮平くん主演の大河ドラマ『西郷どん』が始まりました。NHKが『鈴木亮平の乳首推し』丸出しの番宣スポットをひたすら流す時代。感慨もひとしおですが、まさに原作の林真理子先生のような女性たちが勝ち取った時代なのかもしれません。お世話になります。

週刊朝日 2018年2月2日号


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ミッツ・マングローブ/1975年、横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業後、英国留学を経て2000年にドラァグクイーンとしてデビュー。現在「スポーツ酒場~語り亭~」「5時に夢中!」などのテレビ番組に出演中。音楽ユニット「星屑スキャット」としても活動する

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