「あの課長、ウロコだよね」の意味は? 大センセイが販売員時代を振り返る (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「あの課長、ウロコだよね」の意味は? 大センセイが販売員時代を振り返る

連載「大センセイの大魂嘆!」

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山田清機週刊朝日#山田清機
大センセイ、デパートでゴルフ靴の販売員をやっていたことがあるのだが…(※写真はイメージ)

大センセイ、デパートでゴルフ靴の販売員をやっていたことがあるのだが…(※写真はイメージ)

 SNSで「売文で糊口をしのぐ大センセイ」と呼ばれるノンフィクション作家・山田清機の『週刊朝日』連載、『大センセイの大魂嘆(だいこんたん)!』。今回のテーマは「三越の隠語」。

*  *  *
 若者のデパート離れが進んでいるというが、とんでもないことである。

 大センセイ、新卒で入った会社を辞めてしばらく、日本橋の三越デパートでゴルフ靴の販売員をやっていたことがあるのだが、デパートはとても面白いところだった。

 三越では昼食のことをキザエモンと言った。謂(いわ)れは忘れてしまったが、昼食で売り場を離れるときは、

「キザ、行ってきます」

 と言う。

 最初は口にするのが恥ずかしかったが、売り場に馴染むにしたがって、自然に言えるようになった。

 トイレのことは「遠方」と言った。客の目の前で「トイレ行ってきます」と言うのもなんだからこの隠語が生まれたのだろうが、なかなかに奥ゆかしい。


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