阿部同市長は会見で調査した結果、不正な入所決定や補助金交付の違反はなかったと主張している。

 内部告発を行った、子育て支援課の元職員の代理人を務める加藤博太郎弁護士はこう指摘する。

「不透明な入所決定、違法な公金支出も、制度自体遡って改正してしまえば適法になるんだという理屈は市民感覚からかけ離れています」

 裁判の行方が注目される。(本誌・亀井洋志)

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