牛窪恵が直面したストーカー被害　「思い出すだけでも吐きそう…」

夫：彼女の母親は、カウンセラーなんです。そこで、著名なカウンセラーの方を紹介してもらって、いろいろ吐き出して、ずいぶん楽になりました。

――子づくりはエゴなのか？　二人で歩む人生とは…

妻：その後、一番揉めたのは「子どもをどうするか」っていう問題でしたね。

夫：結婚2年目ぐらいまでは彼女自身、精神的に不安定な部分もありましたし。

妻：2001年には私が会社を起こして、社員もいるから責任もある。でも、そろそろ30代後半にさしかかって。子どもはどうするの？と。

夫：よくけんかしたね。

妻：仕事は面白い。でも、身体的タイムリミットもある。彼は教師を目指していたぐらい子ども好きだから、当然欲しいんだろうと。

夫：僕の人生観で子どもの優先順位は、実は全然高くないんですけどね。

妻：出産・育児を経験すれば、私も物書きの幅が広がる……って話したら、突然彼がキレて。

夫：ははは。

妻：その考えは君のエゴに過ぎない。そんな思いで子どもをもうけようと思っているなら、僕は一切協力はしない！って。