医師の仕事は激務だ。だから食事は簡単に、と思いがちだが、そうでもないようだ。神戸大学病院乳腺内分泌外科の谷野裕一診療科長は3食必ず食べるが、「作ったもの」にこだわり、コンビニ弁当は食べない。口内炎を防ぐために、外来中に口を湿らせる程度にお茶を飲むが、ペットボトル入りのお茶は口にしない。缶コーヒーも避けている。

 美容や疲労回復など、アンチエイジング作用に期待できる「高濃度ビタミンC点滴」だが、この点滴とがん治療との併用で治療効果を高めることを訴えるのは、SPICクリニックの柳澤厚生名誉院長。定期的にこの点滴を受け、「飲むビタミンC点滴」と言われるサプリメント「リポカプセルビタミンC」も多く摂取するように心がける徹底ぶりだ。(本誌・大崎百紀)

週刊朝日 2018年1月26日号