カヌー薬物混入 鈴木選手義父が独白「後輩に追い越された焦りで…」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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カヌー薬物混入 鈴木選手義父が独白「後輩に追い越された焦りで…」

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桐島瞬週刊朝日

薬物混入を起こした鈴木康大選手(c)朝日新聞社

薬物混入を起こした鈴木康大選手(c)朝日新聞社

鈴木選手が運営するスポーツジム(撮影・桐島瞬)

鈴木選手が運営するスポーツジム(撮影・桐島瞬)

小松選手のパドルを隠していたという地元の漕艇場(撮影・桐島瞬)

小松選手のパドルを隠していたという地元の漕艇場(撮影・桐島瞬)

 鈴木選手は、16年のリオデジャネイロ五輪出場を逃し五輪経験のないまま引退。だがその後、諦めきれず復帰する。焦りがあったのか。

「引退後は半年ほど私の会社で働いたのですが、カヌーぐらいしかできない男。東京五輪が決まり、本人がもう一度チャンスが欲しいと言っていることから現役復帰させました。実際のところ後輩の選手たちに実力で水をあけられ焦りもあった。ただ、それは言い訳にはなりません。禁止薬物を海外から輸入して仲間の選手に投与したり、GPSなどを盗んだりしたことは出来心とは言えず、本当に情けないの一言です」

 事件発覚後、鈴木選手の家に人影はない。娘から電話はあるものの、居場所は知らされていないと言う。「本人はもうカヌーには乗れないと自覚しているでしょう。会社も昨年暮れに解雇処分にしたので、復職することもありません。禁止薬物を飲まされた小松正治選手には康大が直筆の謝罪文を用意しましたが、直接会えてはいません。迷惑をかけた皆さんには謝っても謝り切れず、どうすれば許して頂けるのか誠心誠意お詫びをしながら聞いてこいと息子に話すつもりです」(桐島瞬)

週刊朝日 2018年1月26日号


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