冬は寒くてもあたためすぎはNG? 理由は「もらしてはいけない」から (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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冬は寒くてもあたためすぎはNG? 理由は「もらしてはいけない」から

連載「貝原益軒 養生訓」

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帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「死を生きる」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「死を生きる」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

冬は体をあたためすぎてはいけない(※写真はイメージ)

冬は体をあたためすぎてはいけない(※写真はイメージ)

 さらにこう語っています。「冬至には、初めて陽気が生じる。初めての陽気であるから大切にしなければならない。この際、静養すべきであって、労働はしないほうがいい」(巻第六の20)

 冬至の日は北半球では、正午の太陽の高度が一年中で最も低くなり、昼が最も短い。この「冬至」は中国の戦国時代(紀元前403年~同221年)に季節を区分する方法として考案された二十四節気の名称の一つです。冬至、夏至、春分、秋分、立春、立夏、立秋、立冬などがあります。

 養生訓ではこのうち特に冬至を取り上げて語っています。冬至のことを「一陽来復(いちようらいふく)」とも言います。陰が陽に返るという意味で、すでに述べた(12月22日号)陰陽学説では、冬至まで陰が極まり、そこから転じて陽が生じ始めると考えるのです。養生のうえでは、一年のなかで重要な日です。

 私は冬至が過ぎて、春に向けて一日一日、日が伸びていく季節が大好きです。みなさんも、「陽」の高まりを感じながら、日々を過ごしてみてください。

週刊朝日 2018年1月19日号


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帯津良一

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

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