山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。人気番組「情報ライブミヤネ屋」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。人気番組「情報ライブミヤネ屋」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
1週間見開きで時間軸を縦にレイアウトしたバーチカルタイプは、「世紀の発明」と言われた。「エグゼクティブ(マドラス)」3996円(税込み)。同じ商品で1月始まりと4月始まりがあり、4月始まりは2月上旬発売予定。*世界地図については、付属していない商品もある
1週間見開きで時間軸を縦にレイアウトしたバーチカルタイプは、「世紀の発明」と言われた。「エグゼクティブ(マドラス)」3996円(税込み)。同じ商品で1月始まりと4月始まりがあり、4月始まりは2月上旬発売予定。*世界地図については、付属していない商品もある

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、「クオバディス」の手帳について。

【写真】業界の女性たちがリピートする手帳はこちら

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 システム手帳が大流行(はや)りしたのはバブルの頃だっただろうか。バインダータイプでページをどんどん増やせるからか、分厚くして持つことが仕事の幅が広いことや多忙の象徴だったような気がする。

 一般には、あまり見ることがなくなったが、テレビ局のプロデューサーや、タレントのマネージャーなどには、いまだにシステム手帳派が少なくない。

 だが、嵩張(かさば)るし重たいことから、手帳をバッグに入れて各局を回らなければならない外部の人たち、特に女性は、いつからかシステム手帳を手放すようになっていた。

 そんな人たちが、「見やすいし、オシャレ」と何年も前からリピートしているのがフランス生まれの「クオバディス」の手帳である。

 私がこの手帳を初めて見たのは、芸能から事件、トレンド、そしてインタビューまで幅広くこなすリポーターの長谷川まさ子さんの私物チェックをする取材をしたとき。かれこれもう四半世紀は前になるだろうか。

 当時、長谷川さんが使っていたのは、クオバディス独自の“正方形ダイアリー”だった。

 既に、何冊目からのクオバディスのユーザーだった長谷川さんは、「スケジュールが書きやすく右端にあるto do listが本当に便利」「1週間のスケジュールが一目でわかるのもいい」と絶賛していた。

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山田美保子

山田美保子

山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。TBS系「サンデー・ジャポン」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める

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