──根気強く治療していくことが、必要なんですね。

 でも、みんなが思っているほど、ナーバスには考えてないですよ。むしろ「どーでもいい」みたいな思いもある。ゴチャゴチャ言ってもしゃーないんですよね。こういう状況になって、いろんな人に支えられて愛を感じました。何をしてくれるとかではなくて、本当に親身になって気持ちを理解してくれようとする姿勢、それだけなんですよね。どうすればいいかなんて、家族でもわからないですから。お母さんに「どうしたらいいかなぁ」って言われても、「いや、なんもせんでええから」みたいな(笑)。実際、なんもしようもないし。ファンの方が神社やお寺で祈願してくださったと聞いたり、お手紙をいただいたり。そういうこともうれしかったですね。支えられました。

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