箱根駅伝に出るような大学は今頃、暖かいところで合宿していると思いますが、自分は12月27日まで授業があります(笑)。心の中で認めないようにしてはいるのですが、現実問題として、少し引けを取ってるな、とは正直感じています。

 時間が少ない中で結果を出さなければいけないという状況の中で科学的トレーニングをメインにして取り組んでいて、その結果、比較的短時間の練習でも強豪校の選手に負けない結果を出すことができる、と思っています。自分の場合、時間がないから、仕方がないから科学的トレーニングを持ち出している、という構図になってはいますが、結果を出すことで、短時間で効率よく結果を出すスタイルを世の中に広めていけたらと思っています」

 陸上界の常識を覆すことができるか? 1月2日午前8時スタートの1区での近藤選手にご注目。(渡辺勘郎)

週刊朝日  2018年1月5-12日合併号