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リベラル保守を自任する枝野幸男が明かす本当の「私的改憲案」とは?

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田原総一朗氏(左)と枝野幸男代表)(撮影/写真部・岸本 絢)

田原総一朗氏(左)と枝野幸男代表)(撮影/写真部・岸本 絢)

枝野幸男(えだの・ゆきお)/1964年、栃木県生まれ。東北大卒。弁護士を経て、93年に日本新党から衆院選に初当選。民主党政権で行政刷新担当相、党幹事長、官房長官、経産相などを歴任した。10月に立憲民主党を結党し、代表に就任

枝野幸男(えだの・ゆきお)/1964年、栃木県生まれ。東北大卒。弁護士を経て、93年に日本新党から衆院選に初当選。民主党政権で行政刷新担当相、党幹事長、官房長官、経産相などを歴任した。10月に立憲民主党を結党し、代表に就任

田原総一朗(たはら・そういちろう)/1934年、滋賀県生まれ。早稲田大卒。ジャーナリスト。東京12チャンネル(現テレビ東京)などを経てフリーに。司会を務める「朝まで生テレビ!」は放送30年を迎えた。『日本人なら知っておきたい天皇論』(小林よしのり氏と共著、SB新書)など著書多数

田原総一朗(たはら・そういちろう)/1934年、滋賀県生まれ。早稲田大卒。ジャーナリスト。東京12チャンネル(現テレビ東京)などを経てフリーに。司会を務める「朝まで生テレビ!」は放送30年を迎えた。『日本人なら知っておきたい天皇論』(小林よしのり氏と共著、SB新書)など著書多数

 安倍晋三政権が憲法改正へと突き進むのが確実な2018年、起死回生の一手は何なのか──。小政党乱立の野党の中で頭ひとつ抜け出した立憲民主党の枝野幸男代表にジャーナリストの田原総一朗氏が切り込んだ。

【写真】田原氏に本音を吐露した枝野幸男代表

田原:立憲民主党と希望の党の一番の違いはどこですか。

枝野:よく保守二大政党論という言葉が使われますが、第2自民党的に見られては、われわれの存在価値はなくなると強く思っています。その感覚がわれわれと違うなというのは、小池百合子さんにも、希望の党が立ち上がったときにも、今も一貫して感じています。

田原:枝野さんは、自らの立ち位置をリベラル保守だと言っている。リベラルだけではダメなんですか。

枝野:日本の最近のリベラルには左派・左翼というイメージがつけられていますが、われわれは左翼ではない。本来、リベラルの対立概念はパターナリズム(父権主義)で、その対極という意味なら僕はリベラルかもしれませんが、革新か保守かと言われたら保守です。
田原:少なくとも社会主義ではないと。

枝野:まったく違う。現在までの歴史的な積み重ねを大事にした中で、ちょっとずつ世の中を良くしていく。理想の社会はあり得ない。これが保守の基本的な立ち位置ですから。
田原:理想の社会がある、と考えるのが共産党だよね。

枝野:いわゆる革新ですね。理想の社会にいかに早く近づくかという考え方は保守の対極で、僕は明らかに保守です。

田原:もう一つの違いは、枝野さんは安保関連法に反対ですが、希望の党、少なくとも小池さんは認めている。枝野さんはなぜ、反対なんですか。

枝野:立憲主義の否定になるからです。憲法は権力を縛るもので、その解釈を勝手に変えられたら意味がなくなる。詐欺師に何が詐欺に当たるか自分で決めろと言ったら、世の中に詐欺師はいなくなります。

田原:それならば、自民党が堂々と改憲をするというのならどうなの?

枝野:集団的自衛権のための改憲を主張するのなら、僕と意見は違いますが否定しません。しかし、解釈改憲をしてしまった今の状況を既成事実化して追認すると、前例となって今後もそれを許すことになるので、それは認められない。それに、集団的自衛権を認めるなら、どこまでが可能な範囲か線引きしないといけない。第2次世界大戦のときはインドへの進出が日本の生命線だと言っていたわけです。どこまでが日本の存立に不可欠か、今の安保法制では線引きできていない。



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