「羽根を休める水鳥の仙人」は、太腿の前を伸ばして、すっきりとした脚線に整えるポーズ。慣れないうちは壁に片手をついて行ってみよう。息を吸いながら重心を落とし、口から息を吐きながら、元へ戻る。「英雄のポーズをとる仙人」も息を吸いながら両手を開き、口から息を吐きながら元に戻す。

「夜寝る前や朝起きたときに行うのがおすすめです。頭がスッキリして、イライラがなくなりますよ」

★羽根を休める水鳥の仙人
1.足を拳ひとつ分くらい開いて立ち、両膝を軽く曲げる。そして左手で左足の甲を持ち、肘は後ろに向けて、右手は手首を立てて正面に伸ばす。

2.鼻から息を吸いながら、右膝を軽く曲げ重心を落とし、左かかとをお尻に押し付ける。右手は横から大きく回し、顔は左に向ける。息を吐きながら元に戻る。左右交互に3~5セット。

★英雄のポーズをとる仙人
1.正座から両手を前につき、お尻を上げて下腿を左右に開く。そのままゆっくりとお尻を床に下ろす(割り座)。手の親指と人さし指で円を作り、他の指は伸ばす。肘は脇につけ、鼻から息を吸いながら両手を開き、顔は斜め上に向ける。

2.口から息を吐きながら、力をゆるめつつ、元の状態に戻す。これを5~10回、繰り返す。割り座はO脚改善にもいい。

(エディター・赤根千鶴子)

週刊朝日 2017年12月22日号