「周りはみんな敵」リポーター阿部祐二を助けた“鬼嫁”の存在 (3/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「周りはみんな敵」リポーター阿部祐二を助けた“鬼嫁”の存在

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中村千晶週刊朝日
阿部祐二(あべ・ゆうじ)(左)/1958年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。83年にドラマデビューし俳優として活躍。94年、リポーターに転身。「ルックルックこんにちは」「ザ!情報通」など数々の番組でリポーターを務める。2007年から「スッキリ」に出演中。著書に『超ハードでも疲れない仕事術』(PHP)がある。阿部まさ子(阿部・まさこ)(右)/1960年、千葉県生まれ。15歳からゴルフのアマチュア大会に参加し、79年からプロゴルファーとして活動。80年から日本女子プロゴルフ協会に所属。現在はティーチングプロフェッショナルとしてゴルフ指導を行っている。23歳の長女・桃子さんはファッションモデル、タレントとして活動中。2017年ミス・ユニバース日本代表に選出された。(撮影/倉田貴志)

阿部祐二(あべ・ゆうじ)(左)/1958年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。83年にドラマデビューし俳優として活躍。94年、リポーターに転身。「ルックルックこんにちは」「ザ!情報通」など数々の番組でリポーターを務める。2007年から「スッキリ」に出演中。著書に『超ハードでも疲れない仕事術』(PHP)がある。
阿部まさ子(阿部・まさこ)(右)/1960年、千葉県生まれ。15歳からゴルフのアマチュア大会に参加し、79年からプロゴルファーとして活動。80年から日本女子プロゴルフ協会に所属。現在はティーチングプロフェッショナルとしてゴルフ指導を行っている。23歳の長女・桃子さんはファッションモデル、タレントとして活動中。2017年ミス・ユニバース日本代表に選出された。(撮影/倉田貴志)

妻:それまでの番組が終わって、次に「ルックルックこんにちは」に抜擢(ばってき)されたのはいいけれど、すでに先輩リポーターが30人くらいいて、なかなか這い上がれない、とかね。

夫:実績も人脈もないから、声がかからないんですよ。

妻:「悔しい」「悔しい」って言って。そんなの外では言えないから、全て私が引き受けた。彼は英語力を生かしたがっていたけれど、それも「自分でアピールしてはダメ。周りが気づくまで辛抱して」って。

――そんな妻の内助の功が夫の運勢を開いた。

妻:97年だったかな、私が仕事先で、彼の先輩で第一線で活躍していたリポーターさんに偶然会ったんです。思わず駆け寄って「阿部祐二の妻です。うちの人、あなたをすごく尊敬しています!」とあいさつした。

夫:そこからガラッと状況が変わりました。リポーターの世界で居場所ができたというか、いやすくなったんです。なぜかスクープを取ることも多かった。まあそれでもこの世界は、周りはみんな敵。その後もさんざん中傷や批判をされましたけどね。

妻:あの台風リポートへの批判はすごかったね。「暴風で立っていられなかったのに、カメラが止まった瞬間、スタスタ歩き出した」と批判された。たまたま突風がやんだだけなのに。

夫:「うそつき」「やらせ」「誇張」とたたかれた。

妻:でも07年、「スッキリ」に出演したころから、ようやく見通しが明るくなってきたよね。

夫:僕もやっと自分に自信がついてきたんです。特に6年前からは完全に開きなおりました。

――11年3月11日の東日本大震災発生の13時間前、夫は交通事故にあった。


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