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星野源がインタビューで明かす「誠実な人が好き」

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週刊朝日

週刊朝日10月20日号 表紙の星野源さん(撮影/馬場道浩)

週刊朝日10月20日号 表紙の星野源さん(撮影/馬場道浩)

 あ、でも僕、友達はあんまりいないです(笑)。でも、仕事でご一緒する仲間は多いですね。誠実な人が好きなので、そうじゃない人とは続かないんですけど。自分の周りに素敵な人がいっぱいいるなあということは、いつも感じています。これは自分の魅力で惹きつけたとかではなくて、本当に運がいいんだろうなと思います。たまたまそういう人と出会えて、いい仕事ができて、また長く続いていく。幸せなことですね。今度始まるドラマ「コウノドリ」のチームとも、2年前の前作(2015年10~12月放送の「コウノドリ」)、昨年の「逃げ恥」と、つながっているんです。

──「コウノドリ」は産婦人科を取り巻く医療の問題、人と人との結びつき、命の大切さを描いた物語ですが、星野さん演じる医師・四宮春樹は無口で冷静なキャラクターですね。四宮に共感できる部分、できない部分があれば教えてください。

 2年前の「コウノドリ」のときの四宮は、どちらかというと何を考えているのかわからない、自分の気持ちを伝えられない人でした。サクラ(綾野剛さん演じる産婦人科医。実はジャズピアニストでもある)との間には言葉にしなくても伝わるものがあっても、下屋(松岡茉優さん演じる医師)や小松さん(吉田羊さん演じる助産師)には何を考えているのかわからない部分も多かった。でも、今回はけっこう自分の気持ちをちゃんとしゃべっているんです。四宮、すごく成長したなと感じています。相変わらず口数は少ないんですけど、僕自身も以前より四宮のことがわかるようになってきた。だから演じるのがすごく楽しみです。

──過去のインタビューで「演じることが楽しくなかった時期もあった」と語っておられました。今、演技に対する思いは?

 映像の仕事を始めたときは、舞台でのお芝居と映像でのお芝居との差に戸惑ってしまって、どうやっていいのかわからなかったんですね。舞台ではお客さんが目の前にいて、面白いことをやって笑ってもらうとかがメインだったんです。カメラの前で違う人物になるタイプの芝居ではなかった。映像の仕事が中心になってきた頃は、とにかく必死で、楽しむ余裕がありませんでした。目の前にお客さんがいるのと、カメラに向かってやるのとでは、演技の方向性が全然違うんですね。映像でのお芝居における自分なりの臨み方が少しずつわかってきたのは数年前からで、今はすごく楽しんでいます。

──これから40歳、50歳に向けてのやりたいことや目標、目指す人物像があれば教えてください。

 特別な目標とかはないんですが、とにかく長生きしたい。そして今やっている仕事を、ずっと続けていられたらいいですね。(構成/本誌・野村美絵)

週刊朝日 2017年10月20日号


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