ソフトバンク、広島の共通点…東尾修「CS下克上のカギは初戦」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

ソフトバンク、広島の共通点…東尾修「CS下克上のカギは初戦」

連載「ときどきビーンボール」

このエントリーをはてなブックマークに追加
東尾修週刊朝日#東尾修
低迷した巨人のCS進出は新人・畠の右肩にかかっている(c)朝日新聞社

低迷した巨人のCS進出は新人・畠の右肩にかかっている(c)朝日新聞社

 ここからは2位争い、3位争いに注目が集まるが、両優勝チームを倒す球団はあるのか。クライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージで1勝のアドバンテージを持つ優勝チームが圧倒的に優位であるのは間違いない。他球団からしたら、ファーストステージも含めてエースが投げた試合は絶対に負けないこと。そして、ファイナルステージの初戦で必ず勝つことが大事になる。王者に精神的ゆとりを持たせたら戦力差が出る。下克上を目指すなら、一気に勝ちきるくらいの勢いが必要だ。

 巨人は菅野が9月に入っても圧倒的な力をみせている。マイコラスや田口も安定しており、カギを握るのは4番手の新人・畠だ。3位でファーストステージに進み、3戦を戦ったら、ファイナルステージ初戦は畠が先発するのだろう。ここで相手にひるまず立ち向かえるか。阪神にしても、DeNAにしても、3番手、4番手の投手がファイナルステージ初戦で、勝ちきれるかが注目となる。

 ソフトバンクの柳田が脇腹を負傷したようだが、怖いのは故障。優勝チームの誇りと、下克上を目指す意地のぶつかり合いを最高のチーム状態で見たい。

週刊朝日 2017年10月6日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

東尾修

東尾修(ひがしお・おさむ)/1950年生まれ。69年に西鉄ライオンズに入団し、西武時代までライオンズのエースとして活躍。通算251勝247敗23セーブ。与死球165は歴代最多。西武監督時代(95~2001年)に2度リーグ優勝。

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい