室井佑月「なんて、子どもっぽい!」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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室井佑月「なんて、子どもっぽい!」

連載「しがみつく女」

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室井氏は、共産党との共闘は困難とする民進党新代表の考えに持論を展開する(※写真はイメージ)

室井氏は、共産党との共闘は困難とする民進党新代表の考えに持論を展開する(※写真はイメージ)

 ま、そんなことをいってもしょうがない。こうなったら、野党は一枚岩となって、自公の対立候補を出すしかない。……しかないはず……なんだけど……。

 9月8日付の時事通信、『時事ドットコム』によれば、

<前原氏(民進党新代表)は8日、BS朝日の番組収録で「共産党は日米安保破棄だ」として、共闘は困難との考えを強調。同時に「小選挙区では野党の候補者は1人がいい。他は降ろしていただいた方が(いい)」と述べ、共産党の自発的な候補取り下げに期待を示した>という。

 ほんでもって、<これに対し、共産党は「一方的に降ろすことは考えていない」(志位和夫委員長)との立場>とのことだ。

 共産党と共闘せず、野党が勝てるわきゃない。んでもって、志位さんを目の前にして、「あなたたちは嫌いだから一緒に行動したくない。けど、うちらが勝つために、あんたら出ないで」って前原さんはいったんだ。なんて、子どもっぽい!

 記事によれば、収録の後、志位さんは記者団に、「最大限協力できるよう話し合いたい」と語ったみたいだから、前原新代表の子どもみたいな態度にも、キレずに大人な態度だ。そこに望みはまだあるのか?

 ひょっとして、茨城県知事選、横浜市長選、その前の都議選、民進党のせいで負けたってこと、民進党の人たちだけがわかってないのか?

週刊朝日 2017年9月29日号


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室井佑月

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中。

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