鈴木おさむが危機感 YouTuberはブームから定番へ (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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鈴木おさむが危機感 YouTuberはブームから定番へ

連載「1970年生まれの団ジュニたちへ」

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鈴木おさむ/放送作家。1972年生まれ。高校時代に放送作家を志し、19歳で放送作家デビュー。多数の人気バラエティーの構成を手掛けるほか、映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍

鈴木おさむ/放送作家。1972年生まれ。高校時代に放送作家を志し、19歳で放送作家デビュー。多数の人気バラエティーの構成を手掛けるほか、映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍

 フィッシャーズというYouTuberは、8月に1カ月で3億再生近くいってる。月間ですよ。そしてお台場のフジテレビのイベントスペースでは、彼らが登場したときには雨の中、7千人の客が詰めかけた。テレビ局のイベントでYouTuberがトップに近い集客をするとはなんとも皮肉。そして、これはとあるYouTuberが言っていたのだが、年末はYouTuberの映像の再生回数がちょっと減るのだとか。理由は「年末はテレビがおもしろいから」と。そして若者が見たくなる大型音楽特番とかある日も再生回数が減るのだとか。

 驚いた。テレビ見ながらスマホでYouTuberの映像も見れるのにと思っていたのだが、見ているほうは選んでいるようだ。テレビがおもしろいとテレビを見る。ユーザーは「おもしろいほうを選ぶ」。非常にシンプルな答えだが、意外と気づかないし、気づかないフリをしたくなる。

 これから2020年に向けて、腕のあるYouTuberはどんどん増えてくると思う。なにがすごいって彼らは自分で編集しているわけで、その編集テクニックもどんどん上がっている。オリンピックがテレビで放送されるとき、彼らはそのオリンピックが行われている東京で、いろいろな企画を考えて動画を作るだろう。そのとき、視聴者が「おもしろい」と思うのはどっちなのか?

 そのときに、自分も純粋に「おもしろい」と思われるものを作っていたいと、最近、特に思っている。

週刊朝日 2017年9月15日号


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鈴木おさむ

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中

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