眞子さま(c)朝日新聞社
眞子さま(c)朝日新聞社

 ご両親と同じように同窓生との結婚の道を選んだ眞子さま。一般人として歩まれる今後の暮らしや収入、そしてお相手の小室圭さんの仕事はどうなるのか。

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 秋篠宮家の長女眞子さま(25)と小室圭さん(25)が婚約する運びとなった。

 元華族でも、資産家の子息でもない。皇室に縁のある学習院出身でもない。過去に女性皇族が選んだお相手とはまるで異なる。

 横浜市内のマンションに母親と祖父と3人で暮らす小室さんは、小学生のときに父親と死別した。そのとき、「僕がお母さんを守る」と決意を固めた。子どもの個性や意思を尊重し、慣習にとらわれず子育てをしてきた秋篠宮ご夫妻。その長女眞子さまが生涯を共にしようと選んだ相手は、そんな青年だ。

「家柄や肩書にとらわれない。目白キャンパスで出会ったご両親、秋篠宮ご夫妻の出会いをほうふつさせるような恋、まさに自由恋愛で結ばれたお二人です」

 そう話すのは、皇室ジャーナリストの神田秀一氏だ。国際基督教大学(ICU)に通う二人が出会ったのは5年ほど前。眞子さまはすぐに英国での留学生活に入ったが、小室さんが英国を訪れたり、小室さんが住む横浜市や御用邸のある神奈川県葉山町、埼玉県長瀞町などでデートを重ねたりして、交際を深めたという。

 そもそも、早い時期から交際を認めていたという秋篠宮家と小室さんは、いくつかの「ご縁」で結ばれている。

「両陛下が関係する企画展などは、長いこと日本橋の高島屋がなじみであるように、各宮家でもご縁のある業者がおります。秋篠宮家では公用車や移動用のミニバンに三菱系の自動車を愛用しておられます」(元宮内庁関係者)

 秋篠宮家と親戚となる小室さんが大学卒業後に一時期勤めたのは、三菱東京UFJ銀行だ。しかもエリートが集まると言われる丸の内支店である。さらに、小室さんが勤務する奥野総合法律事務所の所長・奥野善彦氏は、公益財団法人「世界自然保護基金(WWF)ジャパン」の監事だ。秋篠宮さまが名誉総裁を務める団体である。

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