TOKIOがグループとしてのあり方、お互いの存在について語ってくれた(※写真はイメージ)
TOKIOがグループとしてのあり方、お互いの存在について語ってくれた(※写真はイメージ)

 1994年のCDデビューから23年。毎週20%近い視聴率を上げる「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)をレギュラー番組に持ち、メンバーそれぞれが情報番組、バラエティー番組、ドラマ、舞台と活躍する。グループとしてのあり方、お互いの存在について語ってくれた。

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──メンバーそれぞれのよさについて教えてください。

山口:城島さんは、オンとオフの切り替えが一番うまい人。人とは違うスイッチを持っている。みんなで盛り上がってるときにそうでもなかったり、逆に「どうした?」っていうくらい一人でメチャメチャ盛り上がってるときもあるし。マイペースですね

松岡:山口くんは、基本的に仕事に自分を寄せることがない。無理してやってもダメとわかっているから、そこはやらない。その代わり自分ができることをちゃんとやる人。その見極めはすごい。

山口:それはあるかも。だから料理はしない(笑)。俺のなかにない。松岡は、頭の回転が速いね。他の4人はわりと今をダラダラと過ごしているんだけど、松岡は先を見据えてちゃんと舵を切ってくれる。それから、どんな小さい約束も絶対に守る。俺はそういうの全然ダメだから、すごいなって思う。

国分:長瀬は作業が速い。今回の曲(8月30日発売の「クモ」)は、作詞・作曲・アレンジが長瀬だけど、俺にはできないなって思う。

長瀬:それを言うなら、太一くんのMC、俺にはとてもできない。人それぞれやり方は違うよね。俺は機材についてはオタクなので、「きっとこういうことをやりたいのかな」「こういうものを思い描いているのかな」って感じることはできるんですね。“やさしい”を音にするとどんな感じになるか、人によって違うじゃないですか。それを「こうかな?」とやってみたり。

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