小出恵介さん(c)朝日新聞社
小出恵介さん(c)朝日新聞社

 今年上半期で芸能界に最も“悪影響”を与えた男といえば、俳優の小出恵介(33)。17歳の女性との飲酒や淫行が発覚し、大騒動となった。所属事務所のアミューズは無期限の活動停止を発表した。あれから2カ月たつが影響は今も続いている。

 森永乳業では、コーヒー飲料「マウントレーニア」のCMで、女優の多部未華子と共演しシリーズ化するほどの人気だったが、中止となった。

「テレビCMのほか、いっさいの広告を止めました。屋外の広告の看板なども引き揚げました。賠償金についてはどのくらいの額になるのか、現在交渉中です」(森永乳業の広報担当者)

 NHKでは6月10日から放送予定だった小出が主演のドラマ「神様からひと言~なにわお客様相談室物語~」(全6回)を中止。急きょ、別番組に変更した。ドラマはお蔵入りなのか、制作の被害額はどうなるのか質問すると、

「現時点では放送は考えていません。番組が受信料で作られていることを重く受け止めています。事務所側と協議をしています」(NHK広報局)

 このほか、日本テレビ系のドラマ「愛してたって、秘密はある。」を降板。動画配信大手のネットフリックスのドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」は撮り直しとなった。

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