「しいていうなら、反省、沈静を意味したいであれば、寒色系にするべきだったかな」
ドンさんの一言の影響力は強かった!!
さらにそれを証明したのが、辞任を表明した稲田朋美防衛大臣を取り上げたのは7月14日号。自衛隊をめぐる失言で批判を浴びる中、それまでの網タイツや大き目リボンを封印し、モノトーンの装い。だが、ドンさんは、<安定のズレっぷり><全然懲りてない>と見抜いた。
「丈の短い白ジャケットは男目線を意識しているし、中高生のようにターコイズのピアスをブランブランさせてる。自分の置かれた状況を理解できてない。ズレまくりファッション」
もちろん、<2DON>と低評価だった。するとその後、稲田氏も服装が変化。7月25日の参院閉会中審査では、上下黒系のスーツで、ピアスも小粒になっていた。ドンさんの指摘で、稲田氏はようやく気づいたのかもしれない。
だが、安心するのはまだ早い。「内面はファッションに表れる」という持論のドンさんはこう言う。
「多少は今の心情が表れているんだとは思いますよ。だけど、茶髪のギャルが、就活で黒髪、薄化粧にしてみせるようなもんで、一時的なもの。ほとぼりが冷めたらまた勘違いファッションに逆戻りだろうね」
これからも二人のファッションセンスから目が離せない。(本誌・太田サトル)
※週刊朝日 オンライン限定記事