室井佑月「信じたい」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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室井佑月「信じたい」

連載「しがみつく女」

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「メディアまで私物化されたら、日本の民主主義は死んでしまう。」(※写真はイメージ)

「メディアまで私物化されたら、日本の民主主義は死んでしまう。」(※写真はイメージ)

 内容はミサイルが飛んで来たら「屋内に避難」「物陰に隠れる」というトンデモだ。そんなに緊急にミサイルの心配をしなくてはならないのなら、まず全国にある原発をどうにかしなくていいのか?

 が、そういうことじゃない、きっと。このCMには4億円もの金をかけている。

 森友・加計学園で、安倍政権の権力の私物化があらわになった。慌てた安倍さんは国会を卑怯な形で閉じる。

 そして、国会ではなく一方的に語れる会見で、「指摘があればその都度、真摯に説明責任を果たす」と大嘘をこく。野党が臨時国会開会を要求するために求めた面会まで、拒否し逃げているのが事実である。

 そんな中、メディアに4億円という金が配られる。それはいったい、どういうことを意味するのか?

週刊朝日  2017年7月14日号


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室井佑月

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中。

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