元AV女優・大塚咲さんが15歳の時の「魂の殺人」を告発 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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元AV女優・大塚咲さんが15歳の時の「魂の殺人」を告発

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多田敏男週刊朝日

大塚咲(おおつか・さき)/東京都出身で2004年にAV女優としてデビュー。12年に引退し、写真や絵画の分野で活動する。6月30日から7月9日まで神保町画廊(東京都千代田区)で、写真展「me」を開く(撮影/多田敏男)

大塚咲(おおつか・さき)/東京都出身で2004年にAV女優としてデビュー。12年に引退し、写真や絵画の分野で活動する。6月30日から7月9日まで神保町画廊(東京都千代田区)で、写真展「me」を開く(撮影/多田敏男)

 刑法改正もあって、性犯罪に社会的に注目が集まっているが、対策はまだまだ不十分だと感じている。

「刑罰は重くなるが、被害者の人生が困難になり狂ってしまうことを考えると、殺人罪と同じ刑罰でもいいはずだ。警察や精神科病院の受け入れ態勢も整っていない。被害者はどこに相談すればいいのかもわからない。私も一部の人にやっと打ち明けたのに、否定的な言葉を返された。セカンドレイプは、いろんなところで行われている」

 AV女優だった経験は隠そうとは思っていない。著書ではこうつづっている、

<AV女優だった過去自体が、私の心の傷の表れだ。私は心の傷と戦ってきた。いまは心の傷と共存している自分がいる。被害にあったことは恥ずかしいことではない。戦ったことは恥じることでも隠すことでもない>

 性犯罪にあって苦しんでいる人に、伝えたいことがある。

「心の症状が現れている真っ最中は、未来のことは考えられない。症状は自分の意思では抑えられないので、死にたいのもわかるが、ただ諦めないで欲しい。私は死ぬのが悔しくて、絶対に諦めたくなかった。少しでも悔しいと思うのなら、生きて欲しい」

(本誌・多田敏男)

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