安倍首相はノーベル賞狙い? 北方領土返還、日ロ平和条約締結で強気

 首相在任期間が5月28日に通算1981日に達し、小泉純一郎元首相を抜いて戦後歴代単独3位となった安倍首相。

 その翌日、官邸を訪れた新党大地代表の鈴木宗男・元衆院議員は本誌にこう証言する。

「首相は変わらず元気いっぱいでした。北方領土返還含め大きな話をしました。自民党の党是である憲法改正と日ロ平和条約締結の二つを自分の手で成し遂げたいという思いを強烈に感じました。『平和条約締結ならノーベル平和賞ものですね』と振ると、満更ではない様子でした。健康問題を懸念する声もありますが、3月10日、公邸で2時間ほど会食し、和洋折衷のフルコースのかなりのボリュームの食事をしましたが、首相はペロリと食べられた。全く健康そのものですよ」

 安倍首相周辺によると、「来年9月の総裁選に出て2021年9月までの任期を確実にし、祖父悲願の憲法改正と大叔父が受賞したノーベル平和賞を本気で狙っている」という。

 森友、加計疑惑など長期政権のおごりが指摘され、首相の描くシナリオどおりいくかどうか。あるベテラン自民党議員は憤りをあらわにする。

「前川さんの命をかけた勇気ある発言を無視する安倍官邸が続けば、民主主義、ひいては日本は終わってしまう。友人への口利き、あうんの呼吸レベルの話じゃない。行政をねじ曲げているのは首相自身だ。独裁ですよ。これは。党内でも『許せない』という不満が充満して、いつ爆発してもおかしくない」

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