「私はこれから歌を歌います。そして、裁判を行います。真実を明らかにしていきます。その上でもう一つどうしてもしていきたいことが、いじめ、虐待を根絶していきたいと思います。芸能界のドン、大物、大御所、関係ありません。虐待は犯罪です。(中略)私はそういった社会奉仕活動も生涯活動をやって生きたいと思っています。これが虐待を味わったものの、そのものの、すべきことではないかと思っております」

 そして弁護士と協力し、設立するという「ヤスハエイドシェルター」についてこう説明した。

「現在、虐待を受けて命の危険をされている方がいる。逃げたい方に隠れ家を、虐待にあったものしか虐待の痛みはわからないので、次の人生を歩んでいけるような、そういうようなシェルターを建設したいと切に願っている。そこでお料理が大好きなので、あったかいスープを出して、皆さんと歌ったり、泣いたりしたな~と思う」

 シェルターは被害者を安全に隔離するため、秘密裏に建設する予定だという。ただ、かなりの資金がかかるとみられ、記者から生活費はどうしてるのかという指摘に対し、こう答えた。

「おかげさまでフライディ・チャイナタウンの印税が今も入ってきてます」

 一方で、10年前に離婚によって得た慰謝料1億5千万円について聞かれると、

「私の哲学で負のお金は使い切ります。生活の質を落としたくなかった」

 既に無いことを明かした。最後はピアノで弾き語りを披露して約1時間の会見を終えたが、果たして「ヤスハエイドシェルター」は無事、完成するのだろうか。

※週刊朝日オンライン限定記事