石田えり(いしだ・えり)/1960年、熊本県生まれ。76年、テレビ番組のアシスタントで芸能界デビュー。79年、テレビドラマに出演し、以来、女優として数多くのドラマや映画で活躍中=5月24日、ダイエットジム「ライザップ」の新CM発表会に登場。3カ月の挑戦で、ウエストが15㎝減。体脂肪率なんと16%台という肉体を披露(撮影/写真部・大野洋介)
石田えり(いしだ・えり)/1960年、熊本県生まれ。76年、テレビ番組のアシスタントで芸能界デビュー。79年、テレビドラマに出演し、以来、女優として数多くのドラマや映画で活躍中=5月24日、ダイエットジム「ライザップ」の新CM発表会に登場。3カ月の挑戦で、ウエストが15㎝減。体脂肪率なんと16%台という肉体を披露(撮影/写真部・大野洋介)

 5月24日、女優の石田えりがダイエットジム「ライザップ」の新CM発表会に登場。ファッションデザイナーのドン小西氏がファッションチェックした。

【写真】石田えりの見事な美尻

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 いやいや、この体、セクシーでヤバいだろ。あたしなんて、この写真にゴクリとしていたところに、たまたま税理士さんが訪ねてきたもんだからさ。思わず机の引き出しに、写真をコソコソ隠したもんな。エロ本を隠す男子高校生かっつうの。

 ところがだ。税理士さんが帰ったあと老眼鏡で見たら……あれれ? 完璧に作り込みすぎて、あんまりそそられないんですけど。まあ、元肉体派女優の威信をかけてがんばったのはわかる。すごいと思うよ。でもターコイズブルーのビキニといい、こんがり焼いた肌といい、若い子のマネしてどうする。この年齢だからこそ出せるはずの、せっかくのコクがぜんぜん感じられないじゃん。

 結果にコミットしたことを披露する場だから仕方ないにしても、ビキニの露出だって多すぎるよね。小娘たちの鼻を明かそうと思うなら、ここは60年代レトロのワンピース水着かなんかで、自慢の肉体をファッショナブルに披露してほしかった。老眼鏡でしっかり見てもゴクリとなる50代のセクシーシンボル、彼女ならなれますって。

週刊朝日 2017年6月9日号