たけのこ狩りは、小学生以上であれば、家族そろってできる。本州は例年、ゴールデンウィーク前後が最盛期。今年は寒さの影響から収穫が遅れているので、たけのこ掘りをする場合は事前に問い合わせを(撮影/倉田貴志)
たけのこ狩りは、小学生以上であれば、家族そろってできる。本州は例年、ゴールデンウィーク前後が最盛期。今年は寒さの影響から収穫が遅れているので、たけのこ掘りをする場合は事前に問い合わせを(撮影/倉田貴志)

 4月から5月にかけて、日本の里山に生えだす「たけのこ」。煮てよし、炊いてよし、揚げてよし。文字通り“旬”を感じる万能野菜を、自分の手で収穫してみよう!

【たけのこの上手な掘り方を写真で説明!】

 たけのこ狩りは、小学生以上であれば、家族そろってできる。本州は例年、ゴールデンウィーク前後が最盛期。今年は寒さの影響から収穫が遅れているので、たけのこ掘りをする場合は事前に問い合わせを。

<たけのこの上手な見つけ方&掘り方>
たけのこ好きなら、一度は自分で掘ってみたい! 竹林で、いかに上手に見つけて掘るか、コツを伝授。

■たけのこが顔を出すのはわずか5センチ
地面がうっすら濡れている、もしくは割れているところにたけのこの先端(穂先)が5センチほど出ている。素人には見つけるのは難しいので、わからなければ農園のスタッフに教えてもらおう。写真のように目印の枝を立ててくれている農園もある。

■クワで掘る
穂先が曲がっている方向を確認。右に曲がっていれば右側を、左に曲がっていれば左側を、クワで掘る。この時、たけのこにあまり近づきすぎないように、周囲を掘り起こしながら広めに掘っていくのがコツ。

■てこの原理で持ち上げる
掘っていくうちに、たけのこの白い根元が見えてきたら、今度は、今まで掘っていた側とは逆から、根元にクワを入れる。十分に入れたら、てこの原理で、クワの先端を持ち上げる。

■上手に掘れたね!
たけのこの根にあたる赤いぶつぶつが見えるくらいの状態で掘ることができたら、完璧。

■掘ったら埋めるマナーもわすれずに
掘り終えたら、必ず空いた穴を土で埋める。こうしないと次のたけのこが生えない。掘りっぱなしはマナー違反。

★たけのこ掘りには、土を耕すクワを使う。腕、腰に力を入れるので、動きやすい服装(足元は長靴やスニーカー)で。クワは農園で貸してくれることが多い。

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