安藤美姫「家まで白鳥の浮輪をつけて…」浅田真央の思い出明かす

 4月10日、引退を発表した浅田真央選手(26)。同じフィギュアスケーターとして彼女を見てきた面々が浅田との思い出を振り返った。

<トリノ・オリンピックに出ていたら、間違いなく金メダルをとっていた>
渡部絵美 元日本代表 プロスケーター

 スポーツは結果が全て。世界で闘うレベルと国内のレベルは違う。昨年12月の全日本の結果で、彼女の一時代は終わってしまったと思います。落ちてからやめるよりも、頂点でやめるほうがもちろんいい。早めに決断すればよかったと私は思います。でもフィギュアスケート界に、すごいものを残してくれました。

 もし年齢制限がなくトリノ・オリンピックに出ていたら、間違いなく金メダルをとっていたと思う。おそらく、世界中のみんながそう思っているのではないでしょうか。

 21年間の彼女のスケート人生は山あり谷ありで、私たちを楽しませてくれました。強すぎる選手って、ある意味つまらない。負けず嫌いなところも見させてもらった。弱気な時の姿も見せてくれた。そういうところも含めて、人間味あふれる、素晴らしい選手だったと思います。

<同時代に日本代表として滑れたことを誇りに思う>
安藤美姫 元日本代表 プロスケーター

 小さいころは、合宿でペアを組むことも多く、ジャンプが成功するまで一緒に頑張ったことがありました。初めて一緒にプールに行った時は、私の家まで白鳥の浮輪をつけたままやってきました。私たちは姉妹みたいにいつも一緒でした。互いに応援しあって、一緒に成長しました。

 きっといっぱい悩んで出した答え。周りにいる方やファンの思いもすごく考えたのだろうと思います。でも出した答えは、みなさんが受け止めてずっと支えていってくださると思います。

 同じ時代にスケートで日本代表として滑れたことを誇りに思います。これで終わりじゃなく、ここからが第二のスケート人生の始まりです。また一緒のリンクに立てる日を楽しみにしています。

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